【卒業後~MBAを終えて~】
U.S.旅行記(2) -Stanfordでの経験
皆さん こんにちは!
2009年卒業の藤原健吾です。
前回に続き、「U.S.旅行記」第2弾をお送りします。
今回は私の渡米の一大イベント、Stanfordのクラス見学について書きます。
本当にこんなチャンスが来るとは思わなかったのでものすごく興奮しました。
<2.Stanfordでの経験>
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■いざ Stanford!
朝9時30分。朝露で少し湿った芝生がきらきらと輝いている。
その広大な芝生がほんとうに美しい。伝統的な建物もその美しさをさらに引き立てる。
その間を抜け集合場所に向かう。今日は快晴。多くの人が集まっていた。
パーティー会場も準備もされている。2010年度入学生のオリエンテーションがあるらしい。
いつか俺も・・・なんて幻想を抱きながら歩いていました。
そして、その先に見えてきたのが「Graduate School of Business」。
その教室に向かう廊下には、額縁に過去の卒業生の顔写真が一面に飾られている。
みんな自信に満ち溢れた顔。様々な国の方々。もちろん、日本人の方もいらっしゃる。
写真はみんなモノクロでこれがまたなんとも言えない雰囲気を醸し出している。
私の先輩も Class of 2010 としてここに飾られ、アルムナイメンバーの一員となり、
歴史に足跡を残すんだな、、って思うと改めてその重みを感じました。
そして教室へ。教壇を囲むように3列で、段々になっている。それほど大きな空間ではなく凝集性がある感じ。
席は指定席。すでに名前と会社名がプレートに書かれており、そこに世界各国から集まったメンバーが
続々と自分の場所に座っていく。前方にはスクリーンと大きなホワイトボード。
当日は、写真撮影などがあるので、皆さんスタンフォードに関連する服装で
統一していたため、よりStanfordの独特な雰囲気を感じることができました。
クラス構成は、Sloan(1年コース)のクラスで4割がアメリカ人と1番多く、
次いで南米(ブラジル等)、そしてアジア(シンガポール等)。
シンガポールは国からの派遣も多く、財務省、ミリタリーから派遣されている方もいらっしゃいました。
Sloanの平均年齢は35才前後。MBA(2年)では平均年齢は20代後半と若く、
かつ7割がアメリカ人ということでしたから、Sloanのほうが国際性は豊かみたいです。
日本人は7人。比較的多い年のようでした。
海外で学ぶ日本人学生が他のアジア諸国と比べ大きく減少しているという話をよく聞くようになってきている中、
多くの日本人が海外で勝負し、グローバルで活躍していくようになるのは本当に良いことだ、と改めて感じました。
■世界各国の商慣習の違い、文化・歴史を理解することの大切さ
いよいよ、待ちに待ったクラス。
私の先輩がクラスメンバーに私を紹介して下さった後、授業が始まる。
ここに座っている自分がものすごく不思議。。
講義は、Non-Marketing Strategyという戦略のクラスで、私がグロービスで学んだ時にはなかった科目。
サハリンのガス開発に関するケース。政府をどう動かし、どう交渉していくのか、きれいなMarketingだけ
では動かない世界。各国の利害が入り乱れる中でのタフな交渉や戦略立案が必要。
──と、なかなか面白いケースでした。
商社にいらっしゃる方は経験あるかもしれませんが、日本の中だけでいたら
普段触れることがないものかもしれません。
まさにグローバルならではだな、と感じました。
今後グローバルで取り組んでいくには、これら国を超えた利害調整の存在や、過去の事例、そして、
その国における商慣習の違い、文化・歴史なども理解していかなければ、クリアできない課題ばかり。
こういう事例も知っていかねば真の“グローバルで通用する人材”になりきれないな、と実感しました。
グロービスはアジアナンバーワンのビジネススクールを目指す学校。
IMBAもでき、世界各国から学生がどんどん集まってくるようになる。
私たちがグローバルで益々活躍していく為にも、特にアジア地区における商慣習の
違いや文化・歴史などを背景とした意思決定のあり方などを学ぶ場ができれば、
ますます強くなっていきますね
話がそれましたが、今回見学したクラスは、ロシア人がプレゼンし、アルジェリア人が続き(上手だった)、
そして銀行から来られていた日本人が、ご自身がサハリンで経験された資金融資に関する意思決定
の事例を共有するなどして進んで行きました。
うーん、まさにグローバル。
■多様性(diversity)の中での学びも重要
同時に、学びの面においても、このような国際性豊かな、多様性の中で学んでいくことが重要だと
改めて感じました。
当たり前のことながら、育ってきた環境が全く違う。宗教の違い、文化の違い、考え方の違いがある。
これらが本当にばらばら。
日本の常識は世界での非常識、あうんの呼吸などは通用しないと考えてよいでしょう。
そんな中で意見をぶつけ合い、自分の考えを伝えていく。
そんな環境はなかなか作れず、飛び込んでも作らないといけないな、、と思いました。
Globalで生き残るには貪欲に主張していくことが必要であり、時には相手をインタラプトしても伝えていく。
彼ら、彼女らはそれを当然として育ってきている中、自分もその多様性を受け入れて、
取り組んでいくことが必要であると身にしみて感じたところです。
こんなエピソードも聞きました。
4人のグループワークで20分の発表があり、1人目が10分、2人目も8分近くで、残りわずか。
3人目以降、そこで調整すると思いきや、お構いなしでまで自分の持ち分+α話す。
4人目も、何事もなかったように自分の時間をちゃんと使って話す。それがざらだ、と。
日本だったら調整し、場合によっては4人目は一言も発しないケースもあるかもしれない。
ビジネススクールではクラス貢献・発言が重要視されるから、というのもあるでしょうが、それを割り引いても
やはり自分の準備したものはしっかりと話す、そうでなければ自身の存在がないのと同じだ、
そんな感覚のようです。
■大いなる勘違い。いつか自分も・・?!
今回のStanfordクラス見学。
このような文化・バックグランドの異なる国際色豊かな“ごった煮”の集団の中で多様性を磨き、
自己のトレーニングをしていかないといけないな、と強く感じました。
一瞬、俺にもできそうなんじゃないか・・? とまたまた大いなる勘違いした自分がいましたが、
クラスで起こる笑いに全くついていけていない自分を冷静に考えると、まだまだ努力が必要です。。
でもいつか、きっとこのような機会を作り出したい、そう、強く思いました。
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